表舞台の終わりを考える
学生時代からちょこちょこモデルや映像作品に呼んでもらえるようになって、もっといろいろな作品に関わってみたいという気持ちで活動を続けてきて早数年。
振り返ってみると、自分の中でやってみたかったことがだいたいできたなぁと思う。
やってみたい!と思ったことが出来るのはすごくありがたいことだし幸せなこと。環境やご縁に本当に感謝です。
SNSで承認欲求を満たせるんだろうかと思っていろいろ作ってはみたものの、どうも私の承認欲はそこで満たせるものではなかったらしい。満たすために続けようというマメさがイマイチ出なかった。
やるにしても昔みたいに匿名でなんとなく思考を外に出している方が気楽で自分には合っているかも。
最近興味のあることを考えてみる。
写真をもっと身近に出来るものごとが作れないかなとか、撮ること撮られることに対する抵抗感のなくし方、技術の向上、
職場で触っているAdobe系ソフトで出来ることを増やす。webのcssとか気になる。
わりと思考が、〜に出演するとかモデルをする!っていう方向に今は向いていないような気がする。
もちろんお仕事や今関わることが決まっているものに対してはわくわくするし、頑張ろうという気持ちありあり。
ただ、それらが終わったら、表舞台は一段落にしようかなぁとぼんやり思った。
人目につく場所が表舞台とも限らないだろうし。自分の中の一段落なので、別に終わるわけでもない。(関係ないけど、一段落の読み方はひとだんらく、じゃなくて正しくはいちだんらく、らしい。)
自分の肩書きがないことにどこか不安を抱いていたのかもしれないけど、それにこだわる必要はないなと思考のシフトチェンジがゆるやかに起きている。
先日、一つ歳をとった。以前はなんとなく年齢を重ねることに対して抵抗感があったけど、最近は歳をとるのが楽しいと思えるようになった。
たぶん周りの年上の人たちに、自分の年齢を話すと「いいねぇ今が一番いいときだよ」と言われることが多くて、少しうんざりしていたんだと思う。歳を重ねたとしても「ずっと一番いいときだよ」って返せる人になるんだ。そう考えるとちょっとわくわくしてきた。おいしく楽しく歳を食おう。むしゃむしゃ。