引き出しをひっくり返す話
二ヶ月ぐらい前の下書きたち。
人と一緒に歩いた道とか、時間を一緒に過ごした記憶が強い場所の真横を通り過ぎたりすると、はらわたが煮えくりかえるとか、思い出に蓋をするとかの以前に 煮るものもない空っぽのお鍋をかき混ぜているような気持ちになる。
寂しいとも虚しいとも違うこの感覚はなんなんだろうなと思いながら また通り過ぎてステンレスのお鍋とおたまがカツンと当たる音がする。これって、探しものをしている時に 引き出しをひっくり返して探してもいないものを見つけた感覚にも似ているかもしれない。探し物は早く見つかってほしい。
最近は生活にすり減らされている感があったけれど、ちょっとずつ楽しむ気力がまた戻ってきたような気がする。やったー
今日見かけたもの
川で蛇とカラスが攻防を繰り広げていた。 カラスがかぁかぁ!と、つつく攻撃をしようとするも蛇もしゃーしゃー!って感じで結末がすごく気になった。電車に乗り遅れそうだったから、通り過ぎてしまった。最後はどうなったんだろう
電車の中でマスカットみたいな色をした球がころころとスマートボールみたいにいろんな人の足元を行き来していた。あれはスーパーボールだったのかほんとにマスカットだったのか。
職場で自分のいる部屋を境目に左右でラジオとグーグルーミュージックが流れていて、たまたま同じ曲が流れてみんなでわー!すごい!ってなった。 あと、一つ納品が終わってほっとした。
帰り道、前方を歩く2人のサラリーマンが 2人してすごくきれいな姿勢で歩いていた。 ああいうの見ると自分もせすじのばさなきゃってなるから感謝。
お父さんの職場にあった引き出しの中身、安全地帯とおもちゃの拳銃(火が吹く)と根性